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福岡市東区の整体院「筋整流法 福岡腱引き道場」の三浦です。
皆さんは、肩こり、肩の痛みを感じたことがありますか?
デスクワークで肩がつらい、原因はわからないが肩が凝って肩が重い、ストレスを感じているという方は少なくないでしょう。
厚生労働省の調査データ(国民生活基礎調査)によると、日本の国民の有訴率の男性:2番目、女性:1番目が肩こりであるとわかっています。
このように多くの方が肩こりで悩まされています。
肩こりを解消すべく原因と改善方法を腱引き療法・腱引き師の視点から解説します。
肩こりの原因
筋肉が固まる理由
デスクワークなどで長時間手を動かしたり、同じ姿勢が続くことで、徐々に筋肉に疲労が溜まり、固まっていきます。
筋肉が固まってくると、当然、血流が悪くなります。
血液は酸素や栄養素を運ぶ役割がありますが、固まった筋肉には十分な酸素や栄養素が届かなくなります。
また、流れていくはずの「老廃物」が溜まってきます。
老廃物が溜まると、疲労感を感じ、徐々に「コリ」や「痛み」となります。
※こちらを分かりやすく説明します。水道ホースで例えると、通常捻じれなどがない状態だと、水は詰まることなく流れていきます。しかし、ホースが捻じれると、水は捻じれた部分で流れなくなり、ホースの中で水が溜まります。このようなことが身体のなかで起こっています。
肩こりは腕の捻じれから
デスクワークでパソコンを良く使う人は、常に手を動かしていることになります。そうすると、手を動かす筋肉に疲労が溜まり、固まってきます。
手を動かす筋肉、つまり前腕の筋肉が硬直し、腕が内側に捻じれてきます。
前腕の捻じれが生じると、二頭筋(力こぶ)の停止部が前腕の筋肉によって圧迫されます。
圧迫され伸び縮みができなくなった二頭筋の長頭・短頭腱が内側へ引っ張られ、それに関連する肩周りの筋肉が身体の前側に引っ張られます。
鎖骨の下には神経が多くあり、肩周りの筋肉が神経を圧迫することによって、痛みとなって肩こりの症状が出ます。
腱引き療法ならではの改善方法
施術内容
まず、手の虫様筋の腱出しから行います。(こちらは腱引き特有の技で初めて受けられる方は驚かれます!)
手、手首の調整を行い、固まった前腕の筋肉を緩め、捻じれを調整していきます。
次に、手首と二頭筋(力こぶ)、三頭筋に剛引き(腱引きの奥義技)をし、二頭筋の長頭・短頭腱を正しい位置に戻します。
前側に引っ張られていた背中側の筋肉(主に僧帽筋)を正しい位置へ戻し、肩・首周辺の硬直が残った筋肉を丁寧に緩めて、調整を行います。
あとは、施術を受けている方から、痛みが残る部分や違和感が残る箇所を聞き、最後に微調整し施術は終了です。
固まっていた筋肉が緩むことで、酸素や栄養素が供給され、また圧迫していた原因を取り除くことで、身体は痛みの成分を出す必要がなくなるので、痛みが改善されます。
自宅でのケア
・お風呂にゆっくり浸かってください。(施術では手が届かなかった深部の筋肉が緩むから)
・お風呂上りにストレッチなど運動をしてください。(身体を動かすことで、痛みが出ないことを身体に覚えこませるため)
※慢性の症状は、1回の施術で取りきることは難しいです。痛みのない身体を目指したい方は、定期的なメンテナンスと日常生活の行いが非常に重要になってきます。こちらは実際に来店されたときに詳しくお伝えします。
まとめ
今回は肩こりの原因について腱引き療法ならではの視点から解説しました。
肩こりは多くの方が感じている症状で、人それぞれ感じ方は異なります。
その中で、大半は仕事が原因でという方だと思います。肩こりをなくすために仕事を変えるというわけにもいきません。
症状としっかり向き合い、いつも頑張っている身体をメンテナンスしてあげてください。
当院では、他では珍しい腱引き療法にて腱や筋にアプローチし、痛みの改善に努めます。
肩の痛みでお困りの方は一度ご相談・ご来院ください。
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