からだは腱(筋肉)でつながっている

腱というと、代表的なのが「アキレス腱」ですが、皆さんは腱が何かご存知でしょうか?
人間の体は大小様々な骨が組み合わさってできています。
その骨の周りについているのが筋肉です。腱は筋肉と骨をつなげる部分であり、600以上あるといわれています。

腱引きは腱を正しい位置にもどすこと

腱や筋肉は運動や癖など外から受けた衝撃で、ねじれたり外れたりします。
そのままにしておくと、関節にも負荷がかかるので、のちに歪みが発生し怪我や故障などに繋がります。
そのため、腱を正しい位置にもどす腱引きは、他の療法に比べ、理にかなった方法と考えられます。

腱や筋肉のねじれはレントゲンには映らない

痛みがあるのに、レントゲン撮影をしても何も異常がないと言われたことはないでしょうか。
実は、レントゲンに映るのは骨格だけなんです。つまり、肝心の筋肉や腱のねじれは映りません。
不調の原因を根本的に治すなら、骨と筋肉をつなぐ腱を見るべきなのです。

マッサージとは違う腱引き

腱引きは文字通り腱を弾く技術です。ピンと張られている腱を指先で引っかけるようにして弾き、刺激を与えるとともに、正しい位置に戻します。
マッサージというと筋肉を揉むイメージがありますが、腱引きは筋肉を揉みません。
筋肉の揉み具合によっては、腱が強くねじれてしまうことがあります。

腱へのアプローチは一撃改善

腱引き療法は「東洋医学」のひとつです。
自己治癒力を引き出すことを目的としている東洋医学には、他にも鍼灸・気・経路などがありますが、それと比べると腱引き療法は直接的な方法になります。
原因を引き起こす腱に直接アプローチするため、一度行っただけでも改善が見られやすいです。
施術対象、方法、効果が明確な腱引きは、再現性の高い療法だといえます。

公式HPより引用